フロンティアAIの爆発的な進化により、金融機関が直面するサイバーリスクは、従来の延長線上では捉えきれない異次元の複雑さへと変貌を遂げています。
今、金融機関に求められているのは金融庁セキュリティガイドライン(金融分野におけるサイバーセキュリティに関する ガイドライン)を土台とした最新AI要請(「フロンティアAIによる脅威変化を踏まえた金融機関等の短期的な対応に係る要請)に記載された9項目の実装であり、サイバーレジリエンスの再設計です。
本セミナーでは、金融庁セキュリティガイドラインと最新AI要請の実装方法を読み解き、フロンティアAI時代のTLPT(脅威ベースのペネトレーションテスト)による実効性検証、有事の迅速な復旧を支えるデータ基盤という不可欠な視点を一気通貫で徹底解説します。
AI時代の新たな脅威に対する金融機関がとるべき具体的な対策や、有事のデータ復旧に課題・不安を感じている金融機関の皆様は必見のセミナーです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
セッション1
どこまでやれば合格点? 金融庁「サイバーセキュリティガイドライン」と「最新AI要請」徹底解説
ニュートン・コンサルティング株式会社 専務執行役員 兼 CISO 内海 良 氏
金融庁セキュリティガイドライン(金融分野におけるセキュリティガイドライン)では、リスクベースでの取り組みが求められます。一方で、多くの金融機関が「自社のリスクは何か」「どこまで実施すれば十分か」という悩みを抱えています。加えて、最新AI要請が示す9項目は、金融機関に欠かせない必須の対応としてさらなる高度化を求めています。
本セッションでは、金融庁ガイドラインと最新AI要請を軸に、今、金融機関がとるべきサイバーレジリエンスのあり方を、実例を交えて徹底解説します。
セッション2
金融機関に求められるフロンティアAi時代のTLPTの実践手法 〜初めての組織でも効果があがる次世代TLPTとは〜
ニュートン・コンサルティング アソシエイト・シニアコンサルタント 橋本 皓司 氏
実際の攻撃手法を模倣して組織の対応能力を評価するTLPTは、金融機関において優先度を上げて取り組むべきテーマの一つです。しかし、実際は単なる脆弱性診断にとどまり、経営・運用・復旧を含めた実践的な演習へ昇華できていないケースも少なくありません。そんななかフロンティアAIの出現により、TLPTはもはや必須であり、システムのレジリエンスから金融サービスのレジリエンスというさらなる高度化が求められています。
本セッションでは、フロンティアAI時代に実施すべきTLPTの推進方法を、具体例を交え、わかりやすく解説します。
セッション3
規制・演習から逆算する、止まらない金融データ基盤のあり方
シニア・システムエンジニア 金融領域担当 町田 渉
金融庁ガイドラインや最新AI要請をクリアし、TLPT演習で見えてくる復旧ボトルネックを解消するためには、データ基盤そのものの変革が不可欠です。本セッションでは、規制と演習の要件から逆算し、フロンティアAI時代に求められるデータ保護と早期復旧の具体的なアプローチを提示します。
管理者権限奪取にも耐える不変バックアップや、RTO(目標復旧時間)を最小化する超高速リストア、安全な復元ポイントを検証するための複数世代同時再現など、有事のサービス継続を支えるデータアーキテクチャを解説。さらに、異常検知機能によるランサムウェアの早期予兆把握や、セキュリティ製品との連携による自動復旧、コストや運用負荷を抑えつつコンプライアンス要件を満たすデータ基盤の設計手法をご紹介します。